专利摘要:
本発明は、カプセル24に収容された食品材料から飲料を調製するための装置であって、当該装置のポンプ70によってもたらされる液体をカプセル24へと注入することによって飲料を調製する装置を提案する。この装置は、カプセル24を当該装置のカプセルホルダ収容チャンバ25へともたらすカプセルホルダ30を挿入するための開口22を有している抽出ヘッド20と、前記カプセル24を前記カプセルホルダ収容チャンバ25に選択的に囲むための閉鎖機構21と、前記ポンプ70から受け取られる液体を前記カプセル24の内部へと供給するための少なくとも1つの注入部材11と、少なくとも当該装置の前記ポンプ70を制御するための制御ユニット80と、前記制御ユニット80へと接続されており、前記カプセルホルダ30から情報を読み取るように設計されているデコード手段1とを備える。
公开号:JP2011506013A
申请号:JP2010538622
申请日:2008-12-15
公开日:2011-03-03
发明作者:ラルフ クーグラー,;クリスティアン タロン,;ジャン‐リュク デニサルト,;ハンスピーター プレッシュ,;エンゾ ボナッチ,;ロマン ルージンガー,
申请人:ネステク ソシエテ アノニム;
IPC主号:A47J31-34
专利说明:

[0001] 本発明は、インサートによって支持された状態で飲料調製装置に供給される食品原料から飲料を調製するためのシステムに関する。一例は、カプセルに収容された原料であり、カプセルが、飲料製造装置から取り外すことができるカプセルホルダによって支持されつつ、飲料製造装置に挿入される。より詳しくは、本発明は、エンコード有りのインサート(カプセルホルダなど)を備えるカプセルから飲料を調製するためのシステム、およびインサートのエンコード手段とやり取りするためのデコード手段を備える装置に関する。また、本発明は、エンコード有りのインサートを受け入れるように適合されたデコード手段を備える装置に関する。さらに、本発明は、装置にはまり込むように適合されたエンコード有りのインサートに関する。加えて、本発明は、装置の清掃または洗浄の目的のために、カプセルホルダに供給される液体を偏向させるための偏向部を備えるカプセルホルダを提案する。]
背景技術

[0002] 加圧された流体をカプセルに注入することによって飲料を調製するための装置は、特にコーヒーまたはコーヒー類の飲料の調製の分野において、周知である。さらには、チョコレートまたは乳製品などといった他の物質を、飲料を形成すべく抽出でき、あるいは溶解させることができる。そのようなシステムの利点は、特に原料の保存および鮮度、ならびに飲料を調製する作業の容易化の可能性にある。]
[0003] そのような装置を使用して飲料を調製する方法は、おおむね以下のとおりである。通常は、密封されたカプセルが、飲料調製装置のカプセルホルダ収容チャンバに最初に挿入される。その後に、水注入手段(装置の液体供給源に接続されており、カプセルホルダ収容チャンバの内部に突き出す針など)が、液体をカプセル内の原料と相互作用させるために、高温または低温(周温であり、あるいは冷却されている)の液体を注入すべくカプセルの表面または導入ポートを通って導入される。次いで、この相互作用から得られた液体飲料が、カプセルの別の面を通って排出される。例えば、カプセルの下面が、液体の注入によって生じるカプセルの内部の圧力によって開き、飲料をカプセルから出すことができる。]
[0004] 液体とカプセル内の原料との間の相互作用が、カプセルにて供給される原料によって飲料を調製するために、例えば溶解、抽出、調合、などであってよいことを、理解すべきである。]
[0005] 上述の飲料調製の原理を採用する装置に、カプセルを装置にもたらすために、カプセルホルダを備えることができる。例えば、欧州特許第1731063 A1号が、飲料調製システムに接続されるように意図されたカプセルホルダを記載しており、飲料調製システムが、飲料調製システムにもたらされるカプセルを収容するカプセルホルダのハウジングの内部に延びる注入部材を備える。すなわち、カプセルを装置のカプセルホルダ収容チャンバに手動でもたらす必要がなく、このことは、装置のユーザにとってより便利である。さらに、例えば茶、挽かれたコーヒー、ミルク、などといったさまざまな原料を有する一連のさまざまな種類のカプセルを収容するために、さまざまな特徴を有するカプセルホルダを装置に接続することができる。また、さまざまな容積のカプセルを装置にもたらすことができる。]
[0006] 本出願と同時に係属中の欧州特許出願07103610.7号および07103613.1号が、着脱式のカプセルホルダを備え、水注入システムがもはやカプセルホルダの一部ではなく、カプセルホルダを受け入れる飲料製造装置の一部である技術的解決策を記載している。]
[0007] そのような装置によって調製される飲料の品質が、カプセルに注入される液体の流量、圧力、および/または温度などといった注入条件によって大きく影響されることが知られている。装置によってもたらされる液体と相互作用させられるカプセルの内部の物質に応じて、異なる注入条件が、飲料の品質および風味に関して最良の結果につながる可能性がある。特に、装置にもたらされるカプセルの種類に関して正しい注入条件を自動的に適合させることが、便利さおよび簡単さの理由で望ましいと考えられる。]
[0008] 欧州特許第1440638 A1号が、装置にもたらされるカプセルのバーコードを読み取るための手段を備える飲料調製装置を開示している。したがって、装置にもたらされるカプセルの種類に関して最良の設定を提供するために、注入パラメータを装置によって変更することができる。しかしながら、バーコードの使用には、バーコードが残滓などによって損傷し、あるいは覆い隠され、正しく読み取ることができなくなってしまうという欠点がある。]
[0009] したがって、カプセルを装置にもたらすためにカプセルホルダを使用する装置において、カプセルまたはカプセルホルダに関する情報を装置に伝えるために、カプセルホルダと装置との間で情報の安全な伝達を可能にすることが、とくに興味深いと考えられる。その結果、飲料調製プロセスにおいて最良の結果が得られるであろう。]
[0010] 公知の装置の欠点は、たとえカプセルホルダが装置の液体供給の支持部に配置されていなくても、カプセルホルダが正しい位置にあるか否かを判断する方法が存在しないため、依然として装置を動作させることができてしまう点にある。したがって、飲料調製装置におけるカプセルホルダの正しい位置に関する情報を伝達する方法を見つけることが、とくに望ましいと考えられる。]
[0011] さらに、装置に接続されるように意図されたカプセルホルダを有している従来からの装置においては、カプセルホルダの正しい固定位置を見つけるという課題が生じる。すなわち、ユーザが、カプセルホルダ(したがって、カプセル)を装置のカプセルホルダ収容チャンバ内に囲むために、装置の閉鎖機構を使用することを意図できるが、カプセルホルダが装置に完全に挿入されていない場合に、続行が不可能である。したがって、ユーザがカプセルホルダが正しい位置にあるか否かを容易に判断することができる機構が、とくに求められる。]
[0012] さらには、公知の装置のカプセルホルダ収容チャンバの内部、特に注入部材が、貫通されるカプセルの内部の溶解物または固形物の残滓の影響を受けやすい。したがって、注入部材の閉塞を防止し、したがって注入部材の正しい機能を保証するために、注入部材の清掃を定期的に実行しなければならない。さらに、カプセルホルダ収容チャンバおよびカプセルホルダに用意されたカプセルのハウジングの清掃は、装置内の衛生的な環境を保証するためにきわめて重要である。したがって、装置に接続されるカプセルホルダについて、カプセルホルダ収容チャンバおよび注入部材ならびにカプセルホルダそのものの保守および清掃を容易にする設計が求められている。]
[0013] さらに、飲料調製装置を、カプセルホルダのカプセルに収容された原料の調合以外の他の目的に使用することが可能である。例えば、飲料調製装置は、例えばティーバッグから茶などの飲料を調製すべく容器を満たすために、高温または低温の水を安全な条件で(例えば、低い水圧で、制御された方向に向けて)届けるように動作できなければならない。したがって、カプセルホルダがない状態での水の送出が、ユーザを火傷させかねない高温の液体の危険な噴流を生じさせることがないように、制御されなければならない。]
発明が解決しようとする課題

[0014] 本発明は、上述の課題に対処しようとするものである。さらに、本発明は、他の目的、特に本明細書の残りの部分で明らかになる他の課題への解決策を目的とする。]
課題を解決するための手段

[0015] 第1の態様において、本発明は、カプセルに収容された原料から飲料を調製するための装置であって、当該装置のポンプによってもたらされる液体をカプセルに注入することによって飲料を調製する装置を提案する。そのような装置は、カプセルを当該装置のカプセルホルダ収容チャンバにもたらすカプセルホルダを挿入するための開口を有している抽出ヘッドと、前記カプセルを前記カプセルホルダ収容チャンバ内に選択的に囲むための閉鎖機構と、前記抽出ヘッドの前記カプセルホルダ収容チャンバに突き出すように配置され、前記ポンプから受け取られる液体を前記カプセルの内部に供給する少なくとも1つの注入部材と、少なくとも当該装置の前記ポンプを制御するための制御ユニットと、前記制御ユニットに接続されており、前記カプセルホルダから情報を読み取るように設計されているデコード手段とを備える。]
[0016] 本発明による装置においては、装置(より詳しくは、装置のポンプ)によって供給される液体と、カプセルホルダによって装置にもたらされるカプセルに収容された原料との間の相互作用を可能にすることができる。カプセルに液体が供給されることに起因する密封カプセルの内部の圧力の高まりによって、カプセルの下面が開き、調製される飲料を出力することができる。したがって、装置によって供給される液体の注入が、装置の注入部材によって貫かれるカプセルの上面において生じる。すでに述べたように、調製される飲料の出力は、カプセルの下面において生じ、したがって液体の直接的な流れが可能である。したがって、カップなどの容器を、調製される飲料を受け取るためにカプセルの下方に配置することができる。]
[0017] 国際公開第03059778号が、本発明の装置における飲料の調製に好ましく使用されるそのようなカプセルに関する。カプセルが、1つ以上の原料を収容している。カプセルへの液体の注入後に、カプセルからの流出を、液体とカプセル内に収容された原料との相互作用のために充分な時間を提供するために遅延させることができる。調製される飲料をカプセルから流出させるために、例えばカプセルの下部壁を開く出口膜に押し付けられる逃げなどの開放手段を設けることができる。これらの開放手段は、液体が注入されたときのカプセルの内部の圧力の上昇によって作動する。カプセルは、とりわけ、飲料を「交差汚染」を生じることなく調製でき、すなわち調製される第1の飲料が味、色、および/または臭いなどといった1つ以上の望ましくない特性を第1の飲料の後で調製される第2の飲料に移すことがないという利点を有している。本発明は、国際公開第03059778号とは別の原理に従って飲料装置において調合され、溶解させられ、あるいは希釈される原料を収容している他の任意の食品または飲料カートリッジ、ポッド、または小袋にも同様に適用可能である。]
[0018] 本発明の文脈において、用語「カプセル」は、そのような他の調合の原理を使用する任意のカートリッジ、ポッド、または小袋を包含して使用されている。]
[0019] 本発明の一態様によれば、装置の閉鎖機構が、開放状態および閉鎖状態を有している。カプセルホルダを、閉鎖機構が開放状態にあるときに限って装置の抽出ヘッドに設けられた開口に出し入れすることができる。閉鎖機構は、注入部材に接続されているため、注入部材とカプセルホルダによって装置のカプセルホルダ収容チャンバにもたらされるカプセルとの間に相対移動を生じさせる。したがって、閉鎖機構を使用することによって、装置のカプセルホルダ収容チャンバにもたらされたカプセルを、貫通などによって装置の注入部材に効果的に接続することができる。]
[0020] 装置の制御ユニットを、飲料の調製における動作パラメータを調節するために、少なくとも装置のポンプおよびヒータを制御するために使用することができる。]
[0021] 装置にデコード手段が設けられているため、例えば装置の抽出ヘッドの開口に挿入されたカプセルホルダから、コードまたは信号などの情報を伝達することが可能である。すなわち、装置のデコード手段が、例えば抽出ヘッドの開口におけるカプセルホルダの存在を検出するために、カプセルホルダによって送信されるコードを読み取ることができ、あるいは信号を検出することができる。好ましい実施形態においては、デコード手段が、カプセルホルダが挿入される開口の内部に位置し、カプセルホルダからデコード手段への情報の妨害のない伝達を可能にしている。当然ながら、デコード手段を、装置の抽出ヘッドの内部の任意の位置に配置してもよい。]
[0022] デコード手段が装置の制御ユニットに接続されているため、デコード手段によって読み取られる情報によって制御ユニットの動作を調節することが可能である。したがって、例えばデコード手段によって読み取られる情報に依存してポンプの動作を可能にすることが可能である。さらには、例えばカプセルに供給される液体の温度および圧力に関して飲料の調製を操作するために、ポンプおよびヒータの動作パラメータを調節することが可能である。当然ながら、他のパラメータを、デコード手段によって読み取られる情報によって、制御ユニットによって調節することも可能である。]
[0023] これは、装置が、特定のカプセルホルダの検出に応答して飲料の調製の動作パラメータを設定できるという利点を有する。すなわち、カプセルがカプセル自身を特定するのではなく、特定を、例えばコーヒーカプセルのためのカプセルホルダを例えば茶のためのカプセルホルダから区別できるように、相応に適合されたカプセルホルダによって行うことができる。したがって、抽出時間、抽出圧力、および/または抽出温度などを、特定されたカプセルホルダに依存して設定することができる。]
[0024] さらには、装置(さらに詳しくは、装置のポンプ)の動作を、エンコード手段が抽出ヘッドの開口内のカプセルホルダの存在を特定または検出しない場合に、不可能にすることができる。或る態様においては、カプセルホルダの存在の検出が、カプセルホルダと抽出ヘッドとの間の充分な磁界の生成および検出によって実行される。したがって、ユーザが、抽出ヘッドの開口にカプセルホルダが挿入されていないときに装置を誤って使用してしまうことが防止される。]
[0025] 装置のデコード手段による情報の交換および/またはカプセルホルダの存在の検出が、磁界または光学システム(光またはレーザ放射/送信装置など)などの非接触なやり取りであってよいことを、理解すべきである。これにより、カプセルホルダを、いかなる困難もなく抽出ヘッドの開口に出し入れすることができる。さらには、カプセルホルダとデコード手段との間の便利かつ安全なやり取りの方法が実現される。カプセルホルダと装置との間のやり取りは、あたかもやり取りがカプセルそのものと装置との間で実行されるかのように、装置が残滓または他の物質の影響を受けにくくなるという利点を呈する。好ましくは、カプセルホルダおよび装置のデコード手段が、光学的または磁気的にやり取りを行う。当然ながら、カプセルホルダおよびデコード手段が、機械的な検出手段(例えば、カプセルホルダに設けられる特定の幾何学的外形)など、他の方法でやり取りをしてもよい。]
[0026] 好ましい実施形態においては、デコード手段が、磁界を検出するように設計されたリードセンサを備える。したがって、デコード手段が、カプセルホルダが磁性材料で製作され、あるいはカプセルホルダに磁石が取り付けられている場合に、カプセルホルダの存在を容易に割り出すことができる。]
[0027] カプセルホルダによって装置のデコード手段にもたらされる発信コードが、プログラム可能でないコードまたはプログラム可能なコードであってよいことを、理解すべきである。したがって、伝達される情報または伝達されるコードは、一種類に限られない。したがって、デコード手段とカプセルホルダとの間のさまざまな異なるやり取りが可能である。したがって、デコード手段を、カプセルホルダの複数の情報を読み取るために使用することができる。]
[0028] 好ましい実施形態においては、開口に挿入されたカプセルホルダを引き付けるために、抽出ヘッドの開口の内部に強磁性材料が設けられ、カプセルホルダに少なくとも1つの磁石が設けられ、あるいはカプセルホルダが磁性材料で製作される。この実施形態は、カプセルホルダが、磁石および強磁性材料の引き付けによって開口内の正しい位置に引き寄せられて配置されるため、とくに好都合である。生じる引き付けの磁力によって、カプセルホルダが、正しい位置に磁気的に固定される。したがって、カプセルホルダが開口内の正しい位置に達した旨を知らせるフィードバック信号が、装置のユーザにもたらされる。したがって、ユーザが、カプセルホルダが抽出ヘッドの開口に完全には挿入されていないときにカプセルを囲むべく閉鎖機構を操作してしまうことを、防止することができる。したがって、ユーザにとって装置の取り扱いがより便利かつより容易になり、装置の操作についての具体的な知識が不要になる。]
[0029] 本発明の装置の上述の実施形態は、装置のデコード手段によって読み取られる情報によってポンプおよび/またはヒータの動作を可能にする。したがって、正しいコードおよび/またはカプセルホルダの存在が検出されないとき、抽出ヘッド(すなわち、注入部材)への液体の供給。]
[0030] 別の態様において、本発明は、カプセルに液体を注入することによって使い捨てのカプセルに収容された食品材料から飲料を調製するためのシステムに関する。このシステムは、装置と、カプセルの収容手段を備えるカプセルホルダとを含み、前記液体が、前記装置のポンプによってもたらされ、前記装置が、カプセルを当該装置のカプセルホルダ収容チャンバに挿入するための開口を有している抽出ヘッドと、前記カプセルを前記カプセルホルダ収容チャンバ内に選択的に囲むための閉鎖機構と、前記ポンプから受け取られる液体を前記カプセルの内部に供給するように適合された少なくとも1つの注入部材と、少なくとも当該装置の前記ポンプを制御するための制御ユニットと、前記制御ユニットに接続されており、前記カプセルホルダから情報を読み取るように設計されているデコード手段とを備え、前記制御ユニットが、カプセルホルダが当該装置にもたらされていないときに、前記カプセルホルダ収容チャンバへの液体の供給を可能にする。このシステムが、前記カプセルホルダ収容チャンバへの係合のための案内手段と、前記装置に設けられた前記デコード手段とのやり取りのためのエンコード手段とを備えるインサートをさらに備える。]
[0031] 考えられる一態様においては、インサートが、カプセルホルダであり、あるいは固められていない挽かれたコーヒーなどの固められていない状態の原料を収容するための原料ホルダである。実際、本発明のシステムを、カプセルを収容するためのホルダの代わりに、固められていない状態の原料を収容するように適合された単なる容器であるエンコード有りのインサートを受け入れるように設計することも可能である。その場合、飲料調製装置が固められていない状態の原料を最適に調合するようにパラメータ(圧力、温度、流量、水量、など)を自動的に調節できるよう、容器が、インサートおよび/またはインサートに収容された固められていない状態の原料の明細を飲料調製装置に知らせる特定のコードを含むことができる。インサートが、好ましくは、装置に設けられてインサートを受け入れるように設計された開口と一致する表面を有することに、留意されたい。さらに、インサートが装置に接続されたとき、好ましくは装置の外部からインサートにアクセスすることが可能であり、例えばインサートの扱いやすさを高める握りなどが設けられる。]
[0032] しかしながら、考えられる一態様において、制御ユニットは、カプセルホルダが装置にもたらされておらず、装置に適合するように特定的に設計された別のインサートがもたらされている場合に、カプセルホルダ収容チャンバへの液体の供給を可能にできる。]
[0033] 例えば、インサートが、注入部材からの液体の供給の状態を変化させるように適合された要素であってよい。例えば、インサートが、供給される液体の圧力を下げ、および/または供給される液体の噴流の方向を変更するための手段を備えることができる。これらの圧力低減手段または供給される噴流の方向を変更するための手段は、注入部材に接続される特定的に設計された水注入インターフェイスであってよい。例えば、インサートを、装置の注入部材の単一の水噴流を低い圧力の複数の噴流に分割するシャワーとして設計することができる。]
[0034] 別の態様において、本発明は、カプセルに液体を注入することによってカプセルに収容された原料から飲料を調製するための装置の開口に挿入されるように設計されたカプセルホルダであって、カプセルを受け入れるための手段と、当該カプセルホルダを取り扱うための握りと、当該カプセルホルダが挿入されるように設計された装置に設けられるコーディング手段とやり取りするためのエンコード手段とを備えるカプセルホルダに関する。]
[0035] この装置によれば、ユーザが、カプセルホルダのカプセル収容手段に収容されたカプセルを、飲料調製装置に容易にもたらすことができる。これに関して、カプセルホルダの握りが、カプセルホルダの容易な取り扱いを可能にする。エンコード手段がカプセルホルダに設けられるため、カプセルホルダが、このカプセルホルダが接続されるように設計された装置とやり取りをして、情報を提供することが可能である。これに関して、エンコード手段は、光、磁気、無線、または機械的な接触によって装置とやり取りすることができる。また、エンコード手段が、装置のデコード手段とやり取りするように意図されたカプセルホルダの幾何学的外形であってもよい。]
[0036] 好ましい実施形態においては、カプセルホルダが、少なくとも1つの磁石を少なくとも1つの面に取り付けて備える。したがって、カプセルホルダと装置のカプセルホルダ収容チャンバの内部に設けられた金属または磁性部品(例えば、金属薄板)との間の磁気的なやり取りが可能にされる。より好ましくは、カプセルホルダが、装置の開口におけるカプセルホルダの正しい配置を保証するために、2つの磁石を対称に配置して備え、すなわちカプセルホルダの前面の両側に配置して備える。したがって、そのようなカプセルホルダの飲料調製装置の開口への挿入が、カプセルホルダが開口に引き寄せられため、容易になる。]
[0037] また、カプセルホルダが、カプセルホルダに受け入れられたカプセルなどの物体によって発せられる情報を検出およびデコードするための手段を備えてもよい。したがって、カプセルホルダが、カプセルと飲料調製装置との間のインターフェイスとして機能することができ、あるいはカプセルと飲料調製装置との間のインターフェイスを提供することができる。これに関し、カプセルホルダを介してエンコードされる情報は、例えばカプセルから機械的に実際にトリガされる情報であってよく、その場合には、カプセルホルダが、カプセルに最初に(例えば、機械的に)エンコードされた情報を単に転送すると考えられる。この目的のため、ばね、針、ピン、などを、収容されたカプセルによってもたらされる情報をデコードするために、カプセルホルダに設けることができる。これにより、カプセルホルダが、実際に挿入されたカプセルに関する情報(例えば、サイズまたは容積)を、設けられたエンコード手段を介して転送することができる。また、カプセルホルダが、カプセル内に収容された原料についての情報を装置にもたらしてもよい。]
[0038] 好ましい実施形態においては、さらにカプセルホルダに、カプセルを受け入れるための手段の内側に配置された偏向部が設けられる。したがって、カプセルホルダが装置の開口に挿入されたときに、装置(より詳しくは、装置のポンプ)によってもたらされる水噴流を、カプセルを収容するための手段の内表面を洗浄するために使用することができる。好ましくは、偏向部が、自身の表面に衝突する液体噴流をスプレーまたはファンに反射するように設計される。結果として、カプセルホルダが装置の開口に挿入されたときに、カプセルホルダの内側ならびにカプセルホルダのカプセル収容手段の上方に位置する注入部材の下面を、効果的に清掃することができる。]
[0039] これは、装置の抽出ヘッドの開口の内部のカプセルホルダ収容チャンバの清掃プロセスが容易にされるため、とくに好都合である。これにより、ユーザが清掃布を挿入することによってカプセルホルダ収容チャンバの内側(特に、カプセルホルダ収容チャンバの上方に位置する注入部材の下面)を清掃する必要がない。したがって、ユーザが注入部材(特に、注入部材の針)に触れる危険が最小にされる。これにより、特に装置の清掃プロセスに関して、装置の追加の品質値が得られる。]
[0040] さらに、別の好ましい実施形態においては、カプセルホルダが、装置からカプセルに液体を挿入することによって調製される飲料を分割するために、2つの排出口を備えることができる。したがって、ユーザが、2つの同じ種類の飲料を調製するために、このカプセルホルダの下方に2つの容器を配置することができる。また、2つの排出口を有するが、カプセルを収容するための手段を持たないホルダを設計することも可能である。したがって、そのようなホルダを、注入部材によって供給される液体をホルダの下方に用意される2つのカップに向け直すために、装置の開口に挿入することができる。また、そのようなホルダに、このホルダに茶葉などの物体を保持し、注入部材によってもたらされる液体を茶などの飲料の調製に使用するために、ふるいまたはフィルタを収容するための手段を備えることができる。]
[0041] 本発明のさらなる特徴、利点、および目的が、本発明の実施形態についての以下の詳細な説明を検討し、添付の図面の図と併せて理解したときに、当業者にとって明らかになるであろう。]
図面の簡単な説明

[0042] 本発明による飲料調製装置を側面図にて示している。
カプセルホルダを導入するための開口を有している装置の抽出ヘッドを側面図にて示している。
飲料調製装置に接続されたカプセルホルダについて、装置の閉鎖機構が閉じられた状態にあって、針要素がカプセルを貫いているときの側面断面図を示している。
液体の噴流を偏向させるための偏向部を有しているカプセルホルダの好ましい実施形態の側面断面図を示している。
装置によってもたらされる液体の噴流を向け直すための2つの排出口を有しているカプセルホルダの別の実施形態の正面図を示している。
水シャワーを形成するインサートを導入するための開口を有している装置の抽出ヘッドを側面図にて示している。
図6のインサートの上面図を示している。
本発明の別の変種によるインサートを導入するための開口を有している装置の抽出ヘッドを側面図にて示している。
図8のインサートの上面図を示している。] 図6 図8
実施例

[0043] 図1が、本発明による飲料調製装置50を側面図にて示している。装置50が、少なくともヒータ60、ポンプ70、および制御手段80を収容しているハウジング50aを備える。さらに装置は、装置に接続されたリザーバ40と、抽出ヘッド20と、好ましくは装置を安定した様相で立たせるための足が設けられたベース50fとを備える。さらに装置は、容器(カップなど)のためのスタンド50dを備え、スタンド50dは、容器を載せる格子50gが設けられた上面50eを有している。] 図1
[0044] リザーバ40は、水などの液体をヒータ60およびポンプ70に供給し、したがって装置50の抽出ヘッド20および注入部材10(図1には示されていない)に供給するために設けられている。好ましくは、リザーバ40は、着脱可能な様相で装置に接続され、液体を入れるための導入口40bを有している。好ましくは、リザーバ40の取り扱いを容易にするための握り40aが設けられている。したがって、ユーザが、好都合な方法でリザーバ40を取り扱うことができる。好ましくはリザーバ40の底部に位置する排出口40cが、リザーバ40と装置50との間の接続を可能にしている。] 図1
[0045] 装置の抽出ヘッド20は、カプセルホルダ30にて装置50に供給されたカプセル24を選択的に囲むための閉鎖機構21と、低温または高温の水を抽出ヘッド20に(すなわち、カプセル24に)選択的に供給するための制御レバー27とを備える。これに関し、制御レバー27が、少なくとも装置50の制御手段80に接続されている。したがって、制御レバー27を、装置50の前後方向において見たときの左方または右方に動かすことで、制御レバー27を、中立位置から高温水を選択する第1の位置または低温水を選択する第2の位置に切り換えることができる。したがって、ユーザは、低温または高温の飲料を調製するために、装置に備えられたカプセルに低温または高温水のいずれを供給するかを選択することができる。制御レバー27の移動を可能にするために、装置50のハウジング50aは、装置の抽出ヘッド20に溝27aを用意している。]
[0046] 図1に見て取ることができるとおり、カプセル24を受け入れるための保持手段33に収容されたカプセル24を抽出ヘッド20のカプセルホルダ収容チャンバ25(図1には示されていない)にもたらすために、カプセルホルダ30を、抽出ヘッド20の開口22に挿入することができる。カプセルホルダ30の保持手段33は、例えば、カプセル24の形状と対をなす内側形状を有する底部を備え、飲料をカプセルの底部から放出できるようにする中央の排出口を備えるカップを形成することができる。握り32が、カプセルホルダ30を好都合に取り扱うことができるよう、カプセルホルダ30に接続されている。カプセルホルダは、装置のチャンバへのカプセルホルダの挿入を案内するための横案内手段を備える。下縁61および上縁62を、カプセルホルダの各側に設けることができ、本出願と同時に係属中の欧州特許出願第07103613.1号に記載の「くさび状」の案内形状を形成するために、カプセルホルダの前方方向に互いにわずかに傾けることができる。さらに、カプセルホルダ30は、開口22に挿入されたときにこの開口22を覆う前部カバー31を備える。] 図1
[0047] さらに装置は、主スイッチ50bと、ユーザに装置50の動作状態について知らせることができる複数の制御インジケータ50cとを備える。]
[0048] 図2が、側面から見たときの装置50の抽出ヘッド20を示している。図から見て取ることができるとおり、閉鎖機構21が、開放状態にある。好ましくは、閉鎖機構を、装置50のハウジング50aから突き出しているレバーによって操作することができる。より好ましくは、レバーが、装置50の抽出ヘッド20から突き出している。] 図2
[0049] 閉鎖機構21が、装置の注入部材10に接続されているため、閉鎖機構21の操作時に、注入部材10とカプセルホルダ収容チャンバ25の後壁15との間の相対移動が可能にされる。すなわち、閉鎖機構21が開放状態にあるとき、注入部材10は、上昇した位置にある。したがって、カプセルホルダ30を、抽出ヘッド20の開口22に挿入することができ、カプセルホルダ30に収容されたカプセル24を、装置のカプセルホルダ収容チャンバ25に効果的に供給することができる。]
[0050] カプセル24をカプセルホルダ収容チャンバ25内に囲むために、ユーザは、閉鎖機構21を操作して、閉鎖機構21を閉じた状態にすることができる。これにより、カプセルホルダ収容チャンバ25内のカプセル24が効果的に囲まれるように、注入部材10が、上方位置からカプセル24に対する注入の下方位置に下降する。カプセル24を囲むとき、注入部材10に設けられた突き出している針要素11が、カプセル24の上面24aを効果的に貫通する。]
[0051] 好ましい実施形態においては、閉鎖機構21が閉鎖位置にあるとき、カプセルホルダ30を抽出ヘッド20の開口22に挿入することや、抽出ヘッド20の開口22から取り出すことが、不可能である。例えば、閉鎖機構21が閉鎖位置にあるときにカプセルホルダ30の表面と協働してカプセルホルダ30を動かぬように固定するストッパ手段10aを、注入ヘッド20に設けることができる。これにより、注入部材10から突き出す針を損傷させることがなく、飲料の調製が最適な状態で行われることが保証される。]
[0052] 開口22は、カプセルホルダ30を受け入れるように設計されている。したがって、ユーザがカプセルホルダを誤った方法で開口22に挿入することが、効果的に防止される。カプセルホルダの「くさび状」の案内手段63と係合する対をなす案内手段26が、カプセルホルダ収容チャンバ25の内側に設けられ、カプセルホルダ収容チャンバ25の内部でのカプセルホルダ30の正しい位置を保証する。]
[0053] さらに、デコード手段1が、装置50とカプセルホルダ30との間のやり取り(例えば、情報の交換または存在の信号の検出)を可能にするために、装置50に設けられている。図2による好ましい実施形態においては、デコード手段1が、カプセルホルダ30を挿入するための開口22の近傍に設けられている。より好ましくは、デコード手段1が、カプセルホルダ収容チャンバ25の後壁15に設けられている。したがって、デコード手段1が、抽出ヘッド20の開口22に挿入されたカプセルホルダ30と効果的にやり取りすることができる。] 図2
[0054] 好ましくは、デコード手段1は、磁気または光によって非接触でカプセルホルダ30とやり取りをする。したがって、デコード手段1の動作が、カプセルホルダ収容チャンバ25内のコーヒー、茶などの残滓の影響を受けることがない。このようにして、カプセルホルダによって送信または供給される信号を、デコード手段1によって効果的に読み取ることができる。さらに、デコード手段1が、装置50のハウジング50aの奥まった場所にあるため、環境の影響に曝されることがない。]
[0055] 好ましい実施形態においては、カプセルホルダ30が、カプセルホルダ30の前面30aに接続された少なくとも1つの磁石28を備える。したがって、開口22に挿入されたカプセルホルダ30が、カプセルホルダ収容チャンバ25の後壁15に設けることができる鉄心または別の磁石1aに引き付けられる。カプセルホルダ30の収容チャンバ25への挿入位置において、磁石28と鉄心または別の磁石1aとの磁気的な引き付けが確立されることで、カプセルホルダ30が、チャンバ25の後壁15に接触する。接触は、磁石28と鉄心または他の磁石1aとの間で直接的に確立されても、あるいは磁界の生成の結果として、カプセルホルダ30および収容チャンバ25の表面の物理的な係合によって間接的に確立されてもよい。結果として、カプセルホルダ収容チャンバ25におけるカプセルホルダ30の正しい位置を保証することができる。例えば、ユーザは、磁石28と鉄心または他の磁石1aとの間の結合が生じて、カプセルホルダ30が収容チャンバ25の後壁15に引き付けられるまでに、カプセルホルダ30を収容チャンバ25において途中まで(好ましくは、5分の4まで)挿入すればよい。より好ましくは、2つの磁石28が、カプセルホルダ30の前面30aに対称に設けられる。この実施形態によれば、開口22におけるカプセルホルダ30の正しい固定位置を保証することができ、閉鎖機構21をユーザによって操作することができる。当然ながら、カプセルホルダ30の磁石28を、装置の磁石と磁気的に相互作用する強磁性部品(鉄製の部材など)によって置き換えてもよい。]
[0056] 装置50に設けられるデコード手段1は、磁界を検出するように設計されたリードセンサ(Reed−sensor)や、磁界の印加によって作動する任意の他の同等の電気または電子スイッチであってよい。したがって、磁石28が設けられたカプセルホルダ30の存在を、デコード手段1によって検出することができる。デコード手段1は、装置50の制御手段80(図示されていない)に接続されているため、装置50の動作を、デコード手段1によって制御手段80にもたらされる情報によって制御することができる。例えば、開口22の内部のカプセルホルダの存在がデコード手段1によって検出されたとき、制御手段80が、装置50の動作を可能にすべく、ポンプ70(図示されていない)およびヒータ60(図示されていない)の動作を可能にすることができる。磁界が検出されず、したがってカプセルホルダ30が存在しないと推定される場合、装置50は待機モードに保たれ、ポンプ70を動作させることはできない。]
[0057] 図3が、抽出ヘッド20の内部に位置するカプセルホルダ30の側面断面図を示している。これに関し、閉鎖機構21が、注入部材10が下方位置にある閉じられた状態にある。したがって、注入部材10に設けられた針要素11が、カプセルホルダ30の収容手段33によって収容されているカプセル24を貫くことができる。] 図3
[0058] 注入部材10およびカプセルホルダ30の相対移動を可能にするために、注入部材10に接続された閉鎖機構21が、枢支手段21およびレバー機構21bを備える。レバー機構21bは、好ましくはニーレバー(knee lever)機構である。当然ながら、他の任意の閉鎖または伝達機構を、注入部材10および貫通されるべきカプセル24相対移動を可能にするために、注入部材10に接続することが可能である。]
[0059] 或る実施形態においては、閉鎖機構21が閉鎖状態にあるときに、カプセルホルダ30と取り合って、カプセルホルダ30の挿入または取り出しを阻止するために、少なくとも1つの突き出している歯10aが、注入部材10に設けられる。したがって、注入部材10の針要素11を、損傷から効果的に守ることができる。]
[0060] カプセルホルダ30が抽出ヘッド20の内部に接続されるとき、カプセルホルダ30に設けられたエンコード手段2が、好ましくは装置50に設けられたデコード手段1の近傍に位置する。したがって、カプセルホルダ30に接続されたエンコード手段2と装置50に接続されたデコード手段1との間で情報の伝達が可能になる。好ましくは、エンコード手段2が、カプセルホルダ30の前面30aに位置している。デコード手段1が、好ましくは、図に示されるとおり、装置50のカプセルホルダ収容チャンバ25の後壁15に設けられる。]
[0061] 注入部材10に、注入部材10の針要素11と同じ面に位置する凸状の突き出し部12が設けられている。したがって、注入部材10の凸状部12が、装置10のカプセルホルダ収容チャンバ25に突き出している。]
[0062] 好ましくは、凸状部12が、カプセル24の上面24aに係合して、本出願と同時に係属中の2007年3月6日付の欧州特許出願第07103613.1号に記載のとおりカプセルの内容積を減らすために、カプセルホルダ収容チャンバ25の後壁15の近くに位置している。]
[0063] 装置50のポンプ70が、針要素11に液体を供給し、すなわち注入部材10の下方のカプセル24に液体を供給するとき、この液体が、カプセル24内に容易された原料と相互作用する。加えて、針要素11によって導入される液体ゆえに、カプセル24の内部の圧力が高まる。その結果、出口膜24bが、出口膜24bの下方に設けられた逃げ24cに押される。結果として、出口膜24bが開き、飲料がカプセル24から排出口24dを介して下方に注がれる。このようにして、装置50によってもたらされる液体の直接的な流れの原理が適用される。]
[0064] さらにカプセルホルダ30は、好ましくはカプセル24を受け入れるための収容手段33の内部に設けられる水反射器3を備える。水反射器3は、好ましくは、収容手段33の下部の円形の凹所である。]
[0065] 図3に示されるように、水反射器3は、カプセル24を依然としてカプセルホルダ30の収容手段33にもたらすことができるようにカプセルホルダ30に位置している。したがって、水反射器3は、カプセルホルダ30の収容手段33におけるカプセル24の正しい配置に悪影響を及ぼすことがない。] 図3
[0066] 図4に示されるように、水反射器3は、好ましくは、収容手段33において針要素11によってもたらされる水噴流3aを効果的に反射させることができるような位置に設けられる。好ましくは、水反射器3は、水噴流3aを注入部材10の下面ならびにカプセルホルダ30のカプセル24のための収容手段33の内面33aに達する水スプレーまたはファン3bに反射させるような態様で設計される。したがって、特に高温水が針要素11によって供給される場合に、注入部材10の下面および収容手段33の内面33aの効果的な洗浄を達成することができる。] 図4
[0067] 図5は、装置50の抽出ヘッド20の開口22に挿入することができるホルダ53の別の実施形態を示している。ホルダが、ハンドル棒などの取り扱い手段32と、ホルダ53が開口22に挿入されたときに装置50の開口22を覆う前部カバー31とを備える。] 図5
[0068] さらに、ホルダ53は、装置50によってもたらされる液体を分離させるための手段34を備える。したがって、液体を、分離手段34に接続された2つの別個の排出口34a、34bに効果的に供給することができる。したがって、装置50のユーザは、装置に接続されたホルダ53の下方に2つの容器を配置し、装置によってもたらされる2つの飲料を好都合な方法で手に入れることができる。また、ホルダ53が、装置50で茶を調製するために、従来からの茶葉などを受け入れるための手段(ふるいなど)を備えてもよい。]
[0069] 図6および7においては、水注入インサート36が、カプセルホルダを置き換えている。インサートは、下縁61および上縁62を有する横案内手段63を備える。さらにベースが、装置の水注入部材11の注入の状態を変化させるように設計された水注入インターフェイス37を備える。例えば、水注入インターフェイス37は、注入部材11の針を受け入れるための中央の開口64を備えるゴムパッドなどのシール手段を有する水コネクタ38を備える。インサートの底部には、水を低い圧力の複数の水噴流に広げるための複数の注入出口39が設けられている。先の態様と同様に、インサート36は、収容チャンバ25の後壁15に配置された磁石または鉄心によって磁気的に引き付けられる磁石または強磁性素子28が埋め込まれた前面30aを備える。] 図6
[0070] 図8および9には、飲料を泡立てるための別のインサート51が示されている。インサート51は、ハンドル32およびベース54を備え、ベース54が、収容チャンバの案内手段26と対をなす横案内手段63と、インサートが装置内の所定の場所に固定されたときに注入部材を露出させることができる貫通路52とを備える。この実施形態においては、インサート51が、装置内の所定の場所に挿入され、装置によって収容チャンバ25の下方に配置された容器に直接に注入部材11を通って水を届けることができるようにするときに、装置との磁気的な接触を確立するという目的のためだけに機能する。この場合、注入部材11からの水の注入は去勢されず、容器内に配置された音量原料を泡立てるために、注入部材11からの高圧の噴流を維持することができる。例えば、インサート51は、カプチーノを調製するために液体のミルクを容器に向けられた水噴流で泡立てなければならない場合に、装置に配置される。] 図8
[0071] 本発明を、本発明の好ましい実施形態を参照して説明したが、当業者であれば、添付の特許請求の範囲によって定められる本発明の技術的範囲から離れることなく、多数の変更または改変を行うことが可能である。例えば、装置によってもたらされる液体の噴流を利用するために、他の付属品を装置に接続することができる。例えば、水噴流を、ミルクを泡立てるために使用することができ、あるいはラテマキアートを調製するために使用することができる。それらの付属品にも、装置に設けられるデコード手段とのやり取りのために、エンコード手段を備えることができる。]
权利要求:

請求項1
カプセル(24)に収容された食品材料から飲料を調製するための装置であり、当該装置のポンプ(70)によって提供される液体を前記カプセル(24)に注入することによって飲料を調製する装置であって、前記カプセル(24)を当該装置のカプセルホルダ収容チャンバ(25)へともたらすカプセルホルダ(30)を挿入するための開口(22)を有している抽出ヘッド(20)と、前記カプセル(24)を前記カプセルホルダ収容チャンバ(25)内に選択的に囲むための閉鎖機構(21)と、前記ポンプ(70)から受け取られる液体を前記カプセル(24)の内部に供給するための少なくとも1つの注入部材(11)と、少なくとも当該装置の前記ポンプ(70)を制御するための制御ユニット(80)と、前記制御ユニット(80)に接続されており、前記カプセルホルダ(30)から情報を読み取るように設計されているデコード手段(1)とを備える、装置。
請求項2
前記デコード手段(1)が、前記カプセルホルダ(30)の存在を検出するように設計されている、請求項1に記載の装置。
請求項3
前記デコード手段(1)が、前記カプセルホルダ(30)を挿入するための前記開口(22)の内部に位置している、請求項1または2に記載の装置。
請求項4
当該装置の前記制御ユニット(80)が、前記デコード手段(1)によって読み取られる情報に依存して当該装置の前記ポンプ(70)の動作を可能にするように設計されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の装置。
請求項5
当該装置の前記制御ユニット(80)が、前記デコード手段(1)によって前記カプセルホルダ(30)から読み取られる情報に依存して当該装置の少なくとも1つの動作パラメータを調節するように設計されている、請求項1〜4のいずれか一項に記載の装置。
請求項6
前記カプセルホルダ(30)と当該装置のデコード手段(1)との間のやり取りが、非接触である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の装置。
請求項7
前記カプセルホルダ(30)および当該装置のデコード手段(1)が、光、磁気、または接触によってやり取りする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の装置。
請求項8
前記デコード手段(1)が、磁界を検出するように設計されたリードセンサを備える、請求項1〜7のいずれか一項に記載の装置。
請求項9
前記カプセルホルダ(30)によって当該装置の前記デコード手段(1)へともたらされる発信コードが、プログラム可能なコードまたはプログラム可能でないコードである、請求項1〜8のいずれか一項に記載の装置。
請求項10
前記開口(22)に挿入されたカプセルホルダ(30)を引き付けるために、前記抽出ヘッド(20)の前記開口(22)の内部に強磁性材料(1a)が設けられている、請求項1〜9のいずれか一項に記載の装置。
請求項11
使い捨てのカプセル(24)に液体を注入することによって前記カプセル(24)に収容された食品材料から飲料を調製するためのシステムであって、装置と、前記カプセルを収容するための手段(33)を備えるカプセルホルダ(30)とを含み、前記液体が、前記装置のポンプ(70)によって提供され、前記装置が、前記カプセル(24)を前記装置の前記カプセルホルダ収容チャンバ(25)に挿入するための開口(22)を有している抽出ヘッド(20)と、前記カプセル(24)を前記カプセルホルダ収容チャンバ(25)に選択的に囲むための閉鎖機構(21)と、前記ポンプ(70)から受け取られる液体を前記カプセル(24)の内部に供給するように構成された少なくとも1つの注入部材(11)と、少なくとも前記ポンプ(70)を制御するための制御ユニット(80)と、前記制御ユニット(80)へと接続されており、前記カプセルホルダ(30)から情報を読み取るように設計されているデコード手段(1)とを備え、前記制御ユニット(80)が、前記カプセルホルダ(30)が前記装置に設けられていないときに、前記カプセルホルダ収容チャンバ(25)への液体の供給を可能にし、当該システムが、前記カプセルホルダ収容チャンバ(25)への係合のための案内手段(63)と、前記装置に設けられた前記デコード手段(1)に対してのやり取りのためのエンコード手段(2)とを備えるインサート(51、36)をさらに備える、システム。
請求項12
前記インサート(51、36)が、カプセルホルダであり、あるいは固められていない挽かれたコーヒーなどの固められていない状態の原料を収容するための原料ホルダである、請求項11に記載のシステム。
請求項13
前記インサート(51、36)が、前記注入部材(11)からの液体の供給の状態を変化させるように構成された要素である、請求項11に記載のシステム。
請求項14
前記インサート(51、36)が、供給される液体の圧力を下げ、および/または供給される液体の噴流の方向を変更するための手段を備える、請求項11に記載のシステム。
請求項15
前記カプセル(24)に液体を注入することによって該カプセル(24)に収容された原料から飲料を調製するための装置へと挿入されるように設計されたインサート(51、36)であって、ハンドル(32)と、案内手段(63)を有するベース(54)と、当該インサート(51、36)が挿入されるように設計された装置に設けられたデコード手段(1)とやり取りするためのエンコード手段(2)とを備える、インサート。
請求項16
前記インサート(51、36)は、カプセル(24)を受け入れるための保持手段(33)を前記ベース(54)に備えるカプセルホルダ(30)で構成されている、請求項15に記載のインサート。
請求項17
インサートの前記エンコード手段(2)が、磁界によってやり取りを行うように設計されている、請求項15または16に記載のインサート。
請求項18
前記インサート(51、36)は、少なくとも1つの磁石(28)を少なくとも1つの面に取り付けて備える、請求項15または16に記載のインサート。
請求項19
前記インサート(51、36)の前記エンコード手段(2)が、光学的にやり取りを行うように設計されている、請求項15または16に記載のインサート。
請求項20
前記エンコード手段(2)が、当該インサート(51、36)の幾何学的外形である、請求項17に記載のインサート。
請求項21
前記インサート(51、36)は、当該インサートに受け入れられる物体によって発せられる情報を検出およびデコードするための手段をさらに備える、請求項15〜20のいずれか一項に記載のインサート。
請求項22
前記ベース(54)が、前記装置の前記水注入部材(11)の注入状態を変更するように設計された注入インターフェイス手段(37)を備える、請求項15に記載のインサート。
請求項23
前記ベース(54)が、前記装置の前記注入部材(11)のための空き空間を残すように構成された貫通路(52)を備える、請求項15に記載のインサート。
請求項24
カプセル(24)に液体を注入することによって該カプセル(24)に収容された原料から飲料を調製するための装置における開口(22)に挿入されるように設計されたカプセルホルダ(30)であって、カプセルを受け入れるための手段(33)と、前記カプセルを受け入れるための手段(33)の内側に配置され、前記装置によって提供される液体の噴流(3a)を偏向させる偏向部(3)とを備える、カプセルホルダ。
請求項25
前記偏向部(3)が、前記カプセルを受け入れるための手段(33)の内表面に衝突する噴流(3a)をスプレーまたはファンにて反射させるように設計されている、請求項24に記載のカプセルホルダ。
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